私は、まだ一度もキャッシングを利用したことがない。
ローンの返済を延滞したこともない。
だから取り立てにあったことがない。
そんな私にとって、この本の内容は、まるで別世界の出来事だ。
そう言える自分の幸せなこと。
この本の著者は「取り立て屋」
それもキャリア10年というベテラン。
一番興味深かったのが、その調査方法。
行方をくらませた債務者を探し出すその方法だ。
戸籍をたどる。
張り込む。
確認する。
参考になる(何の?)
実は数年前、うちの向かいの家の住人がいつの間にか消え、
その人たちのことを聞きに、うちのインターホンが頻繁に押された。
対面してちゃんと名乗る銀行マンもいたが、
多くはインターホン越しの対応で、名乗りもしなかった。
そして、見慣れぬ車が少し離れた場所に何時間も止まっていた。
わあ、この本に書いてあることとそっくりじゃないの。
やっぱりそうだったんだ。
まあ、おそらく向かいの人は住宅ローンの返済が滞ったのだろうが、
基本的には同じよね。
それにしても、この著者はこの仕事を天職だといっているが、
ほかの仕事に就いても成功しそうだ。
交渉力はあるし、相手の心理を読む力にも長けている。
この本はケータイ小説を書籍化したものなのだが、
つれづれなるままに書いたのか、
構想を練ってから書いたのか、
または、書籍化するときに手をいれたか、
きちんと書籍の体をなしている。
ケータイ小説なんてたいしたものではないという
私の偏見を一蹴する本でした。
『AQUTNETリサーチ「本読みブロガー」提供書籍』